エキップ英語教室 エキップ英語教室

大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

china / japan

2024/7/13

    America、Australia、Canada、Japanなどと並んで、Chinaは英語初期に学習する国名です。固有名詞はたいてい都市の名前や国名を用いて習います。
    「中国」や「日本」を英語で答える問題があれば、それぞれ「China」「Japan」と解答しなければ正解にはなりません。
    しかし、小文字で始まる「china」と「japan」も存在します。chinaは磁器のことで、japanは漆器を表します。陶器をchinaと表現するのは、磁器づくりが中国で完成され世界に広まったからのようです。[ロングマン]でもa hard white substance produced by baking a type of clay at a high temparature「高温で土類を焼いて形成される硬質の白磁器」としています。一方、japanは[ロングマン]、[オックスフォード]、[コウビルド]には掲載がありません。chinaは実際に欧米で通じますが、japanは通用しないとも言われます。
    日本漆器の代表的な産地に石川県の輪島があります。本年の元日に輪島を含む能登半島が大きな地震に襲われたことが世界でどのように報道されたのか分かりませんが、Wajima japanの復興が伝えられる日を待ち望みたいと思います。

    語彙力は英語力

    2024/7/11

      「英検2級までにはあって、準1級から無いものな~んだ?」
      答えは「純粋な文法問題」です。
      もちろん、文法が十分に分かっていなければ、Speakin・Writingで高得点は得られないし、Readingでも正確な理解は期待できません。Listeningにしても、実は文法知識が正しい推論を手助けしてくれたりします。
      準1級・1級には「いわゆる文法問題」はありませんが、それは「その運用力をWritingやReadingで十分に測ることができる」からです。ですから、英検準1級の受験者は、既に十分な基礎力を備え、英語の実力が測られる域に達した人たちと考えればいいですね。
      逆に言えば、英検2級までの学習過程で、英語力の基礎となる文法はきっちりと身につけておく必要があります。エキップ学習教室が「英検2級取得=独立した英語学習者へのスタート地点」と位置付けるのもそのためです。
      そこから先は「語彙力は英語力」。単語は知っていればいるほど有利。なので、高2終了までに英検2級を取得して、後は演習と語彙力の強化に向かって行けるよう、それまでの学習を構築することが肝要だと考えます。

      s[z]は、注意発令の警告・識別音

      2024/7/9

        中1で学習する「3単現のs」。もともとは、「私とあなた」という二者間の心落ち着く安らかな状況に、割って入って来る〈よく分からん第三者〉の存在に注意喚起させるための警告音「z」であったそうです。そのざらざらした音感が外敵から身を守るために有効に作用したのでしょう。

        また、数えられる名詞につける「s」の音も、もともと狩猟民族であった人たちにとって、獲物が一つきりだったのか、複数あるのかは〈食の確保〉という文字通り死活問題に直結するため、識別音「z」として機能したと聞いています。

        私が中学に入学して間もなく習った次のような英文理解で、つまずいて焦ったことを懐かしく思い出します。
        He has many friends.
        〈3現在のsを使った文やのに、数のsがついてもエエの?〉

        英語力アップのためのアドバイス〈中3編〉

        2024/7/6

          〈2024年度第1回 英検準2級の「学習アドバイス」より編集〉

          1. 単語は意味を覚えるだけでなく、場面や例文と共に使い方も合わせて学習しましょう。
          2. 同じ単語でも、複数の意味があったり異なる品詞で使われることがあります。辞書を積極的に活用しましょう。〈参考:ジーニアス英和辞典〉
          3. 英文の中で、学習した文法がどのように使われているかに注意しましょう。
          4. 文と文、段落と段落のつながりに注意し、全体の話の流れを見失わないようにしましょう。
          5. 段落の構成=「話題の提示→具体例や理由の提示→筆者の意見・まとめ」に注意を払いましょう。
          6. 比較的長い英文の場合、全体のテーマ、筆者の意見、その根拠などの観点を整理しながら読みましょう。
          7. リスニングで上手く聞き取れない理由として、聞く量の不足が考えられます。学習を定期化しましょう。
          8. どのような場合に音がつながったり、弱く発音されて聞き取りにくくなるかに注意しましょう。「音と文字」が結びつくよう、〈音声原稿:スクリプト〉を見ながら繰り返し聞きましょう。
          9. ライティングでは、使える英語表現を多く持つことが大切です。基本例文を何度も書きながら覚えるようにする練習が有効です。
          10. 伝えたいことを、どのような順番や構成で書けばさらによくなるかを考えましょう。
          11. さまざまな観点から考え、自分の意見とその理由・説明がさらに適切なものになるようにしましょう。

          英語力アップのためのアドバイス〈中2編〉

          2024/7/4

            〈2024年度第1回 英検3級の「学習アドバイス」より編集〉

            1. 同じ単語でも、複数の意味があったり異なる品詞で使われることがあります。それぞれの違いに注意して学習しましょう。
            2. 単語や熟語、文法を身につけ、使用できるようにするには、短い例文と共に覚えるのが効果的です。
            3. 段落では、文と文との関係や話の流れを意識して読みましょう。
            4. 英語の語順に沿って、意味のまとまりごとに、前から順に英文の伝えたい情報をつかんでいきましょう。意味単位で単語グループを作るのにスラッシュ(/)を入れていくのも有効です。〈前置詞、接続詞、関係代名詞〉の前には、基本的に(/)が入ります。
            5. リスニングでは、英語の音やリズム、スピードに慣れるために、モデル音声に合わせて音読することが役立ちます。
            6. 英文を聞く際、どのような場合に音がつながったり、弱く発音されて聞き取りにくくなるかを〈音声原稿:スクリプト〉を見ながら感じましょう。
            7. ライティングでは、使える英語表現を多く持つことが大切です。基本例文を何度も書きながら覚えるようにする練習が有効です。
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