エキップ英語教室 エキップ英語教室

大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

英語力アップのためのアドバイス〈中1編〉

2024/7/2

    〈2024年度第1回 英検5級の「学習アドバイス」より編集〉

    1. 単語や熟語はただ見て覚えるのではなく、手で書いて、モデル音声を聞いて、自分でも発音しながら覚えましょう。
    2. 単語や熟語を身につけ、使用できるようにするには、短い例文と共に覚えるのが効果的です。
    3. 意味を理解している英文を繰り返し音読するのは、様々な表現を身につけるのに有効です。
    4. 英語の音やリズムに慣れるためには、モデル音声に合わせて音読することが役立ちます。

    〈単語→フレーズ→文を、Reading・Writing・Listeing・Speakingを同時に使用する方法で、「音と文字」を一体のものとして取り込むことが、英語力を伸ばす鍵です〉

    英語を得意科目にするには

    2024/6/29

      英語が苦手だという生徒の多くに共通することがあります。
      それは、「そもそも学習時間が少ない」ということです。「量より質」という言い訳に便利な言葉もありますが、「質の高さが問題になる」のは相当学習が進んだ後だと心得てください。「英語が苦手」というよりは、「時間をかけて勉強することができない」だけでは?
      嫌だなーと思う時間を最小化し、英語学習へのハードルを下げ、定着率を上げる方法を示しましょう。
      ①「1回の時間の長さ」を追求するより「英語に触れる回数」を増やす。
       週末に2時間まとめて勉強するより、平日30分×5日が効果的。理解にも記憶にも有効です。
      ②「見てるだけ」から「4技能同時活用型」へ。
       言葉は常に音と共にあります。正しいモデル音声をListeningして共振し、自分でもSpeakingして音をつかみ、手を動かしてWritingで音と文字を結び付け、それを目でReadingして確認する。4技能を同時に起動して、言葉を取り込み身体化するのが、記憶に繋がる最良手です。
       〈4/27付、塾長ブログ参照〉

      でも、どうしても質にこだわりたいあなたへ。
      ③あなたの〈現状の学習レベルと到達目標〉から、最も有効な〈学習計画〉をエキップ英語教室が立案します。そして、①・②の方法をあなたが辿って学習を積めるよう、観察・評価・助言/指導いたしましょう。

      メディア考

      2024/6/27

        かつてはメディアと言えば、新聞・テレビのことでしたが、インターネットの利用拡大によって、情報伝達の手段も多様化しています。
        固定電話を持たない家庭の広がりと同様に、新聞を取らない家庭も増えているらしいです。
        mediaはmediumの複数形です。
        ラテン語からの借用語なので、英語の複数形の運用[-s/-es]とは別なんですね。
        mediumは「M」サイズのmなので、「中くらいの、中間の」ものを指します。
        (日本のマクドでは「M」で通じますが、アメリカのマックでは「in Medium size」とちゃんと言わないと通じません)
        「中間のもの」だから、mediaは「世界で起きている事実」と「それを知らない大勢の人」の間に立つ、情報伝達の「媒体」としての報道機関を指すことになるのですね。
        また、コンピュータと人間の間に入って、情報を記録・保管しておけるSDカードやUSBメモリなどもやはりメディアと呼びますね。
        間に入って仲を取り持ってくれる存在に感謝します。

        本当に残念なことー村上春樹の場合

        2024/6/25

          本当に残念なこと。やはりそれは「大好きな人に、『大嫌い』と言われること」ではないだろうか。大好きな人は、会ったことも話したこともない人の場合もありえるだろう。私が大好きなのは、作家の村上春樹だ。でも、その村上は折に触れて、教師は嫌いだと述べている(書いている)。
          私は村上の作品であれば、どんな小文であっても、読んで幸せな気持ちになれる。村上ファンは誰しもそうだと思うが、『村上は私に向けてこの本を書いている』と感じてしまう。でも、そんな大好きな人から「教師は嫌いです」と言われたら、これ以上のショックはない。本当に嫌なことを経験されたからこその言葉なのだろうが、同じ職業で括られて非難されると心が折れる。(自分のやって来たことは棚に上げ)
          そのうち、「ほんの少しだけれども、教師というものを見直すことがあった」とか、どこかに書いてくれないものかと想う。

          短縮形 I amn't はなぜ存在しないのか

          2024/6/22

            be動詞の否定文・短縮形には2通りの表現があります。
            (1) I'm not、You're not、He's notのように、主語とbe動詞の間で短縮形になる場合と
            (2) 〈・・・・〉、You aren't、He isn'tのように、be動詞とnotの間で短縮形になる場合です。

            頭で考える限りでは、I amn'tが可能な気がしますが、その綴りは存在しないか非標準です。では、なぜ、amとnotは短縮されないのでしょうか。
            鍵は「音」です。
            英語の音韻規則では、「同音節」内での[mn]の音の連鎖が許容されないのです。例えば、autumnでは、[mn]の連鎖を避けるため、[n]を脱落させて、[ɔ':təm]と発音されます。
            視覚的には、You  aren't / He isn'tが可能なら I amn't も同様に可なのかもしれませんが、ひとたび口に出された時の「音」の違和感は、ネイティブにとっては大きなものであるのでしょう。