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大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

健全な精神は健全な肉体に宿る

2026/6/3

    『レベル別 英語長文問題 Solution 1』に次のような英文が載っている。
    If you're having trouble motivating yourself, remember that the hardest part of exercising is getting started.
    「やる気が出なくて苦労しているのなら、運動で一番難しいのは『始めること』だと覚えておくとよい」

    頭の中で、「やらないとだめかな。だめだよな。でもな。でも無理して今日から始めなくてもいいよな」なんて考えている人はいないでしょうか。

    Once you've established a routine, you will see the benefits right away.
    「いったん習慣を確立してしまえば、そのメリットがすぐにわかるだろう」

    その、やり始めて、それを継続するっていうのが難しいんだよ。やらないといけないんだ。そこは分かっている。続けたら力もつくよな。きっと。でもな。

    A healthy body will bring you one step closer to a healthy mind.

    「運動」を「勉強」に置き換えてみても、同じ道筋で説得可能ですね。
    スポーツで有効なものは、勉強でも同様の効果をもたらすでしょう。勉強の方がより難しいのは、スポーツが「やってる、やってない」が視覚ですぐに識別できるほどには、勉強を「やってる、やってない」は見た目だけでは見分けにくい点です。
    だからこそ、小テストであっても「結果」を基に、その準備を推測・評価し、助言を与えることが大切です。 自分を励ましてあげてください。

    Who founded the United Nations?

    2026/5/31

      トランプ大統領の登場で影の薄くなった感のある国連。でも国際的な相互理解のためにはなくてはいけない組織でしょう。
      Who founded the United Nations?を受動態で表現してみましょう。
      受動態は「能動態の目的語」目線の表現になるので、次のような文になるでしょうか。
      Was the United Nations founded by whom?

      形としては、受動態の疑問文の形をしていますが、疑問詞が文末に置かれるのはとても不自然です。疑問詞の基本的な立ち位置は文頭ですよね。
      1. Who was the United Nations founded by?
      2. Whom was the United Nations founded by?
      3. By whom was the United Nations founded?

      3のBy whomは「前置詞+目的格」の正確な構造で表現されていますが、それだけにとてもフォーマルな響きがあります。
      一方、1のように、疑問詞を前置詞byから切り離して、目的格のしばりからも外して、Whoという主格で文頭に置くとカジュアルな雰囲気を身に纏うようになります。
      2のWhom ~ by?は文法的には間違いではないものの、フォーマル(Whom)とカジュアル(前置詞と疑問詞の切り離し)が混じって、人為的に作ったような落ち着かない表現になっています。
      三つの文の中ではWho was the United Nations founded by?が一番自然に思われますが、さらに自然なのは能動態を使ったシンプルな表現であるWho founded the United Nations?です。
      頭の中ではいろいろ考えられても、実際に使用する場面では、一番使いやすく伝わりやすい形が優先的に採用される訳です。当たり前と言えば当たり前の話ですね。

      教育基本法違反

      2026/5/27

        沖縄県名護市辺野古沖で小型船2隻が転覆し、生徒と船長の2名が死亡した事故を受け、文部科学省が同志社国際高校の教育内容が政治的中立性を定めた教育基本法に違反すると認定したという。
        法が施行されてから違反が認定されるのは初とのことだ。
        認定の理由として、①転覆した船が、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民団体「ヘリ基地反対協議会」に所属し、普段は海上での抗議活動に使用されていた船であったこと。②団体が賛同者に対して座り込みの移設反対運動に参加を呼びかける内容を、過去のしおりに掲載していたこと等を挙げ、「様々な見解を十分に提示せず、特定の見方や考え方に偏っていた」と結論づけたという。
        確かに物事の見方にはさまざまな立ち位置があり得るから、多角的に状況を理解することができるように配慮することは必要だろう。であるのならば、沖縄には沖縄の歴史と現状と課題があり、それらが総体として飛行場移設に反対という立場に結実しているならば、それをしっかり認識し、実際の施策に活かすことを政府が目指し、現に取り組んでいることが行われていよう。
        強力なAが壁として厳然と立っている場合、それは既に既知の事態であり、それとは異なるBという見解と動きが人知れずあるのだとすれば、そのBを生徒の面前にきっちりと明示することで、AとBを対等の位置に置き、初めて思考の前提とすることができるという考え方があっておかしくはない。
        第1次安倍政権時に改訂された教育基本法だが、それを高市政権下において、当該学校の活動を違法とするのは「時の政権の見解に一致しない動きには、それが市井のものであっても鉄槌を下す」姿勢の表れのように感じさせる。おそらく「そういう意図はない」としながら「そう感じさせる」という点を十分に認識しての違法認定だったのだろう。
        必要なのは、賢明な思考・判断を行える生徒を、日常から育むということを学校の最も重要な教育の一つとして維持することだろう。

        助動詞+have+(V)p.p.

        2026/5/24

          He may be a police officer.
          「彼は警官かもしれない」
          〈現在・未来〉の推量「~かもしれない」は、may+動詞の原形で表します。これを「~したかもしれない」と〈過去〉の推量を表したい時に、may+動詞の過去形は使えません。助動詞の後は動詞の原形でなければならないからです。ですから、have+(V)p.p.の完了形を使って、過去サイドに時制をずらせて表現します。
          He may have been a police officer.
          「彼は警官だったかもしれない」

          わざわざ難しそうなhave+(V)p.p.を使わなくても、may→mightと「助動詞を過去形にすればいいやん」と考える人もいるでしょうね。
          でもmightは〈過去〉を表す表現ではないのです。
          〈助動詞の過去形〉を見たら、これって「仮定法」?と考える必要があります。
          He might be a police officer.
          もしかしたら、〈現在〉彼は警官なのかも」

          〈助動詞の過去形〉→「仮定法」が何のことかちっとも分からない人は、「仮定法」を基本から学習する必要があります。もしあなたが高2だったら、すぐに確認すべき学習項目です。

          英検替え玉受験で合格、近大へ

          2026/5/20

            大阪の塾講師が、教えていた生徒になりすまして英検2級を取得。
            これを利用して、近畿大学に出願した受験生が入試に合格していたとの報。
            TOEICにおいて不正が行われた事件も、まだ記憶に新しいところです。
            英語の外部試験によって測定される英語力の確度は相当確かなものがありますから、級やスコアの取得がその受験生の英語力として評価されるのは当然でしょう。外部試験の結果を入試に利用する高校・大学は多くあり、そこに目を付けた犯行です。
            世の中にはさまざまな不正があるのでしょうが、学びの場における不正は深刻です。自分の学力を引き上げるための努力ではなく、自分の学力を粉飾する不正に手を染めたことを十分に反省して、受験生には更生を果たしてもらいたいと思います。悪事を考えることと実際に行うことは全く違うのですから。
            しかし、生徒はまだ十分に成熟した存在ではないから、学校や大学で学ぼうとするわけで、より大きな責任を問われるべきなのは、替え玉受験した塾講師の方と言えるのではないでしょうか。替え玉受験をどちらが持ちかけたのか分かりませんが、塾講師はそのような浅はかな考えを実行するべきでなかったし、仮に依頼に基づいて行ったのであれば、教育的に立ち振る舞うべきであったとしか言えません。
            受験生は学ぶ人であるべきだったし、塾講師は導く人であるべきでした。
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