エキップ英語教室 エキップ英語教室

大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

英検級取得の優位性について

2024/1/21

    本WEBサイト・HOMEページとコース紹介>英検受験コースページ及びFAQs Q9のAnswerに「英検級取得を目標として学習することの適切性」を記載しました。
    客観的な資料として、一冊の本を紹介します。
    その名も『3か月で英検準1級をとる!』です。
    オンラインの英検特化塾「クラウドEnglish」を創業した早稲田の大学生が著者です。B6よりも一回り小ぶりな本の割に値が張るのがネックですが、「入試における英検の優位性」について的確に解説されています。
    エキップ英語教室が「英検級取得に向けた学習を軸に」という穏やかな立ち位置なのに対し、クラウドEnglishは「あらゆる無駄や『やってはいけない勉強』をそぎ落し、英検合格にほんとうに必要なことだけを、最も効率的な方法で勉強する」といういささかエクストリームな指導方針ですが、英検に対する優位性評価は同一のものかと思います。時間とお金に余裕があればご一読ください。
    『3か月で英検準1級をとる!』(相佐優斗著)
    幻冬舎:1,300円+税

    知識をどう取り扱うか

    2024/1/19

      知らなかったことを知る。なるほどと思う。知識を得るということは快楽だ。自分の進歩を感じ、自信も芽生えるだろう。
      だが、知をストックしてため込むことにのみ腐心していないか点検してみることが必要かもしれない。
      元日に能登半島地震が発生した。また、阪神淡路大震災から29年である。当時、勤務校に地学の専門家がいた。後に、彼は学園の研究紀要に「正しい知識を持って対策することの重要性」を書いていた。阪神淡路大震災では、倒れた家具の下敷きになって亡くなった方が多かったそうだ。背の高い家具が倒れないように耐震金具などを取り付けるのは、有効な地震対策であることを知る人は多い。だが、その人たちの内、実際に耐震金具を取り付けている人の割合はどれくらいだろうか。
      学びを知識で終わらせるのではなく、それを活用して豊かに生きていくことを学習の目的にしたいと思う。
      Why don't you put the knowledge to good use?

      なぜエキップ英語教室かということ③

      2024/1/17

        現行の学習指導要領下、高校英語は、reading・listening・speaking・writingの4技能の内、speakingをさらにわざわざ「やり取り(ディベート・ディスカッション)」と「発表(スピーチ・プレゼンテーション)」の2領域に分け、4技能5領域で、「生徒の豊富な英語使用を促し、英語による言語活動を行うことを授業の中心とする」としています。
        一方、指導の方法として、例えば英語コミュニケーションⅠ・文構造について、「型として指導するのではなく、用語や用法の説明は最小限としつつ、あくまで言語活動と効果的に関連付けて指導する」とわざわざ注記して、使用する教科書も文法は極力扱わない構成とされています。
        結果、授業は、『間違ってもいいから、積極的に話したり発表してみよう』というものに行き着きがちです。これでは、生徒の学校での英語学習と、大学入試で求められる英語力との溝は深まるばかりです。
        エキップ英語教室では、英語4技能の向上に必要な文法を各段階で的確に指導します。

        共通テスト「英語」について

        2024/1/15

          今年で4回目の大学入学共通テスト。当初、英語は、英検・TOEIC・TOEFL等の4技能試験の受験を事前に課し、新しい共通テストと組み合わせて英語力を測る計画になっていました。
          ところが実施の1年程前になって、「4技能試験を受験生に課すのは、居住地や家庭の経済的事情による格差等、公平性の観点から問題がある」として、4技能試験の導入が見送られたのです。
          セットとなるのもを欠いた共通テスト問題は、間接的とは言えspeaking力を問う「発音・アクセント問題」やwriting力を問う「語句整序問題」が4技能試験導入を前提に除かれたままのバランスの悪い構成で実施されました。「平易だがひたすら長いだけの空疎な英文から、必要な情報をスキャニングする力を測るだけのもの」となり、センター試験からの劣化が指摘されてきました。
          さて、今年の共通テストはどうだったか。形式は変わりませんが、「読むに堪える内容の英文を」と奮闘する出題者の気概は感じました。

          なぜエキップ英語教室かということ②

          2024/1/13

            昔、外国語を学ばないことは、窓の無い家に住むことによく例えられた。
            窓が無ければ、外の世界が見られないだけでなく、自分の手元の認識すら怪しくなる。
            窓があれば、光を入れて日常を相対化し、ここに無いものを外に求めることも可能になる。
            中学生の私にとって、初めての窓が、毎朝7時に始まる『おはよう7:00』(毎日放送)の『キャラバンⅡ』だった。
            自動車2台のキャラバンが、レポーターを乗せ、北米→南米の大地を町から町へ訪ね行く様子が毎朝放映された。
            見知らぬ異国風景とオリビア・ニュートン・ジョンの歌う「カントリー・ロード」によって、説明不可能な私の日常の閉塞感は軽やかに解放された。
            英語を学べば、もっと新鮮で自由な世界に自分は立てるのではないか。
            それが、無意識の内に英語の学習動機となっていたのだと思う。
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