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大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

英語力と学力②

2024/3/19

    前回取り上げた英文を構造化します。                    
    The amount      is increasing every year.
           ↑ S               V  
           ↑         l prodeced l
          of paper 〈and〉         in our country
                       l consumed l    

    〈点数がもらえない和訳例〉(『英文熟考』記載)
    ①「わが国では毎年多くの紙が生産され消費されている。」
    ②「生産され、わが国で消費されている」紙の量が毎年増えている。
    ③毎年、増え続けている紙が「わが国で生産され消費された」。

    高校の定期考査でも、上記のような解答例に頻繁に出くわします。英検2級を取得している生徒でも、正確な文構造理解が出来ている生徒は多くはありません。「こんなところやろ」で思考停止してはいけません。大学が真に要求するレベルに達するには、英文を隅から隅まできっちり理解できる(学)力が必要。道は千里。

    英語力と学力①

    2024/3/17

      大学入試の英語で問われるのは英語力で、それはすなわち学力だと信じている人が多いと思いますが、どうやら英語力と学力は別物のようです。
      The amount of paper prodeced and consumed in our country is increasing every year.
      〈訳例〉「わが国で生産され消費される紙の量は年々増加している」
      『英文熟講 上 [改訂版]』 (竹岡広信著 p.14)

      文構造的には、amountが主語で、is increasingが動詞。学習ポイント的には、andで結び付けられたproducedとconsumedがそれぞれ「受動の意味を持つ」過去分詞形で、前方の名詞paperを形容詞的に修飾していることがメイン。後述されるin our countryはandの前後の2つの過去分詞形をそれぞれ修飾していると考えるのが基本であることがサブです。

      〈to be continued〉

      橋本聖子さんと話したこと

      2024/3/15

        昨日、参議院議員・橋本聖子さんが、安倍派裏金問題の弁明・質疑のため、政治倫理審査会の場に立たれた。
        橋本さんと言えば、1992年フランス・アルベールビル冬季五輪の1500m女子スピードスケートで銅メダルを獲得されたメダリストだ。
        そんな橋本さんと一度お話しをしたことがある。2005年、参加していた北海道オロロンライントライアスロンのカーボパーティーの場に、突然姿を現されたのだ。横に立つと彼女はすごく小柄だった。身長も160cmあるかどうかというところだった。全身筋肉のごつい人だと思っていたのでとてもびっくりした。
        このトライアスロン大会は、翌年限りで取り止めとなることが事前発表されていた。「無くなってしまうのは、大会ボランティアの確保が難しいからのようです」と私が話すと、橋本さんは「それでは補助金を持って来なくてはいけませんね」と答えられた。私はそのやり取りに少し違和感を感じたが、それが政治家の考え方というものなのだろうと思った。
        橋本聖子さんを巡る疑念は払拭されただろうか。

        英語熟達の基礎要件

        2024/3/13

          英語科教員対象の研修セミナーなどに出かけると、書籍とかには載らない貴重な情報を、直接講師の先生から聞けることがあります。
          コロナ禍以前の研修会での竹岡広信先生のお話しを紹介します。著名な英語講師、安河内哲也さんと共同である調査をされたとのこと。
          調査対象となるインフォーマントは、高校卒業までに英検準1級を取得した人たちです。「高校生としては最も英語力があると思われる、この人たちに共通する属性は何か」が命題でした。

          調べてみると3つの共通項があることが分かったそうです。秘密ですとはおっしゃらなかったので、ここに記します。
          ①中学時代に、10品詞(名詞、冠詞、代名詞、動詞、助動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、間投詞)の働きが分かっている。
          ②中学時代に、5文型が理解できている。
          ③中学時代に、発音記号が読めるようになっている。

          英語学習の初期に、「これが分かっていれば、後は自分で学習していけるという基礎」を備えることが大切なのだと思いました。

          Dodger Blueとラソーダ監督

          2024/3/11

            野茂英雄投手が渡米し、ドジャースに入団した時の監督はトミー・ラソーダでした。ラソーダは1976年から1996年まで、20年以上に渡りドジャースの監督を務め、チームを2度のワールドシリーズ優勝に導きました。

            I bleed Dodger blue and when I die, I'm going to the big Dodger in the sky.
            「俺の腕を切ってみろ。ドジャースの青い血が流れているぜ」と訳されてきたように思いますが、どうやら「俺の腕を切ってみろ」はそれらしく日本語レベルで追加されたようですね。
            後半はこうです。「そして
            死んだら、(青い)空の上でも(青色の)ドジャースの一員になるのさ」準備・調整済の未来を現在進行形(…へ行く→…に至る)で表現しています。theはラソーダ監督と聞き手の了解事項であることを表します。想起させるのは「青、青、青」。死んでもなおDodger(ドジャースの一員)であるというチーム愛があふれます。

            当時、野茂選手を特集する番組の中で、ラソーダ監督がサインボールをねだる子供たちをこう諭していました。「人にものを頼む時はpleaseをつけなさい」、「Thank youはどうした?」いい人ですね。
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