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塾長 ブログ

第3回英検結果からの学習アドバイス

2025/2/26

    英検受験者向けのフィードバックです。英語力向上の参考に。
    〈3級〉
    ①単語や熟語を使えるようにするために、例文と共に学習する。
    ②文法はその使い方のポイントを含んだ例文で覚える。
    ③一つ一つの単語を日本語に訳すのではなく、語順に沿って、意味のまとまりごとに理解する。
    ④英語の音やリズム、スピードに慣れるため、手本となる音声のすぐ後について英文を読む練習をする。
    〈4級〉
    ①単語や熟語は、意味だけではなく、発音・綴り・使い方も同時に学習する。
    ②単語や熟語は、ノートやカードで整理し、繰り返し学習する。
    ③Who, What, Where, When, Why, Howを常に意識して読み、聞く。
    ④意味の分かった英文を繰り返し音読するのは、読解や聞き取る力を伸ばすことに繋がる。

    各級で共通しているアドバイスに注目しましょう。意識の持ち方が、結果の良否に繋がります。

    no longerをどこに置く

    2025/2/23

      「もはや~ない」を意味するno longer。通例、否定文で使われる「…を耐える」を意味するstandを使った次の文との組み合わせを考えます。
      I can stand this hot weather. + 〈no longer〉
      「もうこの暑さには耐えられない」
      no longerをどこに置くのが適切でしょうか。

      I  can  stand  this  hot  weather.
      △     △       △     △   △
      ①     ②       ③     ④     ⑤
      おそらく、英語を学習している人なら、④と⑤の可能性はないと自然に考えられると思います。this hot weatherはひとまとまりの意味を作るchunk(語句の塊)になっていて、no longerが割って入る隙間がないのです。
      では、①~③のどこが適当ですか。また、そう考える理由は?
      ポイントはnoです。noはnotと同じく否定を表す語です。この場合、no longer「もはや~ない」はcan stand「我慢できる」を修飾する関係になるので、can standのどこにnotを置くかを考えれば、同じ位置にno longerを置けばよいことに気づけます。
      I cannot stand this hot weather.

      I can no longer stand this hot weather.

      ルッキズムは克服できるか

      2025/2/19

        look(容貌)+ism(主義)=lookism。外見至上主義。容姿の良い人物を高く評価したり、容姿が魅力的でないと判断した人を雑に扱ったりする美貌信仰。
        しかし、多くの人は美しいものを「美しい」と感じ、醜いものを「醜い」とみなすのではないか。汚れた部屋は美しく片付けられるべきとされ、汚い車は洗車して美しくするのが大人の振る舞いとされるだろうし、家屋敷も美しく整えておかなければ、ゴミ屋敷として周辺の住民から咎められる。
        一方、これを人間に当てはめると、「差別」ということになる。選考基準にそう書かれることは絶対に無いが、人前に出る機会の多い職業では、他の要素で差をつけがたい二人が就職の最終面接に残ったとしたら、より美しい容姿を持つ人が選抜される可能性は高いだろう。美しいことが評価されてはいけないのだろうか。
        ルッキズムによって生じる差別が悪いのか、差別を生じさせるルッキズムが悪いのか。では、心が美しい人と心が醜い人は同じに扱われなければならないのか。当然ながら法の前では平等に扱われるべきだが、うーむ、難しい。

        Physical Distancing

        2025/2/16

          トランプ大統領が第2次政権をスタートさせて一か月。就任直後にいくつもの大統領令に署名しましたが、その中にWHOからの脱退がありました。「新型コロナウイルスのパンデミックへの対応を誤った」ことや「加盟国による不適切な政治的影響からの独立性を示せていない」ことをその理由に挙げています。
          コロナ禍の最中、ソーシャルディスタンスという言葉が日本に定着しました。この言葉、実はSkiing→「スキー」と同様に、日本人が得意の簡略表現です。Social Distance「社会的距離」は、本来「心理的なものを含む人と人の距離感」のことなので、Social Distancingとして初めて「感染予防のために対人距離をとる」という意味になります。
          しかしながら、socialが持つ「社会的な」というもともとの意味が完全に消えるわけではないので、例えば、家族で食事する際、互いの距離を配慮すると「家族間で社会的距離をとる」ような違和感がどうしても生まれてしまいました。
          そこでWHO(世界保健機関)は、より正確に「Physical Distancing」=「物理的距離をとること」という言い方に改めましたが、この表現は日本では定着しませんでした。WHOのコメントを紹介しておきます。
          『我々があえてフィジカル・ディスタンシングと言い換えているのは、人と人とのつながりは引き続き保ってほしいと思うからです』
          WHOはトランプ大統領との適切な距離を維持できるでしょうか。

          外国語学部・国際学部の人気が復活

          2025/2/12

            関関同立をはじめとする私大入試がひと段落。グローバル、国際関係など外国語を学ぶ学部への志願者が増えているようだ。これらの学部では、コロナ禍で留学が難しかったり、卒業後の就職先が見通せなかったりで志願者が減っていた。新型コロナウイルス感染症も感染症法5類に移行して1年半。ようやく受験生も将来への見通しを持って、「外国語」を学びたいという希望の通りの出願が叶うようになったということだろう。
            AIの進化で、外国語学習はもはや必要ではないという人もいるが、自分で外国語を「読んで、聞いて、書いて、話せる」という喜びをAIが与えてくれることはない。外国語を学ぶ道程で、自国言語に対する認識も深まり、世の中の事象にも広く関心を持てるようになるだろう。
            外国語を学ぶ際に必要なのは、「コンスタントに継続する力」だろう。そしてこの力が、外国語学習を離れても、さまざまな学びに適応できるものだからこそ、外国語を学習して一定の力をつけた者が評価されるのだろうと考える。
            英語と言わず、自分の学びたい外国語学習を継続する人に幸あれ。
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