塾長 ブログ
朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや
2024/4/13
表題は、孔子の「論語 学而篇」からの一文。国語の教科書で習うのは中3辺りか。急に思い出したのは、大学時代の友人とご家族が開塾のお祝いに「元気の出る黄色い」花を贈ってくださったからだ。優れた友人は、非才な者にもいろいろな気づきをもたらしてくれる。
子曰く、『学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。』
(現代語訳例)「習ったことを、機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことであろうか。友人が遠方からわざわざ私のために訪ねてきてくれることは、なんと嬉しいことであろうか」
『…亦楽しからずや。』の後ろには、次のように文が続くが、紹介する意図を違えて受け取られてもいけないので、現代語訳は省略する。
『人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや』
子曰く、『学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。』
(現代語訳例)「習ったことを、機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことであろうか。友人が遠方からわざわざ私のために訪ねてきてくれることは、なんと嬉しいことであろうか」
『…亦楽しからずや。』の後ろには、次のように文が続くが、紹介する意図を違えて受け取られてもいけないので、現代語訳は省略する。
『人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや』
やる気を持続させるために
2024/4/11
勉強であれスポーツであれ、実力をつけるためには鍛錬の時が必要です。年度が改まり学年が一つ上がると、「よし頑張るぞ」と思う人も多いでしょう。是非その気持ちを持続させ、勉強・部活に励んでください。
せっかくの決意を三日坊主で終わらせないようにするには、適切な目標設定と継続させる仕組み作りが重要です。
英語の〇〇先生の試験で90点を取るというのは立派な目標ですが、残念ながらその成果が通用するのは自分の学校の中だけです。
一方、中学3年で英検準2級を取るという目標と成果は、日本中どこに行っても「頑張ってるね」と言ってもらえる指標となります。
外国語学習を易しく、かつ実り多いものにするためには「毎日の学習を習慣化する」ことが重要です。毎日コツコツが、結局「一番楽で、一番定着率が良く、気づけば一番力がついている学習法」なのです。
自分一人では難しいなら、エキップ英語教室が適切な学習計画の立案と学習評価・助言をおこなって応援します。
せっかくの決意を三日坊主で終わらせないようにするには、適切な目標設定と継続させる仕組み作りが重要です。
英語の〇〇先生の試験で90点を取るというのは立派な目標ですが、残念ながらその成果が通用するのは自分の学校の中だけです。
一方、中学3年で英検準2級を取るという目標と成果は、日本中どこに行っても「頑張ってるね」と言ってもらえる指標となります。
外国語学習を易しく、かつ実り多いものにするためには「毎日の学習を習慣化する」ことが重要です。毎日コツコツが、結局「一番楽で、一番定着率が良く、気づけば一番力がついている学習法」なのです。
自分一人では難しいなら、エキップ英語教室が適切な学習計画の立案と学習評価・助言をおこなって応援します。
エキップ英語教室の春
2024/4/9
春の小川は さらさら行くよ
能勢は春本番を迎えています。
でも今日は春の嵐。北からの強風が吹きつけています。
エキップ英語教室には表からは見えないバックヤードがあります。
アメリカ合衆国のバックヤードは「活動するための庭」ですが、エキップの庭は日本の「観るための庭」です。
ウグイスなどの野鳥のさえずりが絶え間なく聞こえ、山を伝った水が池に流れ落ちる音には、本当に日々癒されます。
花木の花が終われば、青葉が展開を始めます。
新鮮な気持ちで今日も学習に向き合いましょう。
〈4月から、ブログは火・木・土曜日の発信になります〉
能勢は春本番を迎えています。
でも今日は春の嵐。北からの強風が吹きつけています。
エキップ英語教室には表からは見えないバックヤードがあります。
アメリカ合衆国のバックヤードは「活動するための庭」ですが、エキップの庭は日本の「観るための庭」です。
ウグイスなどの野鳥のさえずりが絶え間なく聞こえ、山を伝った水が池に流れ落ちる音には、本当に日々癒されます。
花木の花が終われば、青葉が展開を始めます。
新鮮な気持ちで今日も学習に向き合いましょう。
〈4月から、ブログは火・木・土曜日の発信になります〉
thinkについて考える②
2024/4/6
動詞thinkの後編です。
前置詞ofの後ろに、名詞を置くことはできても、文を続けることはできないので、かつてその場合には、
I think of it that he is a good person.
のように、he~personまでの文(S'V'~)を一つの名詞節にまとめる特殊接続詞thatを使って、itの中身を受ける形でthatを続ける表現形式でした。だって、thinkは目的語を取らない自動詞なんですから。
その後、時代が進むにつれ、of itが脱落し、
I think ((of it)) that he is a good person.
のようになりました。このthink that S' V'の形を見て、thinkは目的語(that節)を取る他動詞であるということが可能になったわけです。
さらに今では、thatも脱落傾向にあります。
I think (that) he is a good person.
前置詞ofの後ろに、名詞を置くことはできても、文を続けることはできないので、かつてその場合には、
I think of it that he is a good person.
のように、he~personまでの文(S'V'~)を一つの名詞節にまとめる特殊接続詞thatを使って、itの中身を受ける形でthatを続ける表現形式でした。だって、thinkは目的語を取らない自動詞なんですから。
その後、時代が進むにつれ、of itが脱落し、
I think ((of it)) that he is a good person.
のようになりました。このthink that S' V'の形を見て、thinkは目的語(that節)を取る他動詞であるということが可能になったわけです。
さらに今では、thatも脱落傾向にあります。
I think (that) he is a good person.
thinkについて考える①
2024/4/4
英語も日本語も、言葉だから変化します。
動詞thinkについて考えてみます。
Just a moment. I'm thinking.
「ちょっと待って。考えてるところだから」
この例のように、元々thinkは後ろに、その対象となる目的語を持たない動詞でした。目的語を取らない動詞を自動詞といいます。
後ろに名詞を続けたい場合には、
I was just thinking of it.
「私もちょうどそれを考えていたところなんです」
のように、前置詞ofを介し、その目的語として、名詞〈ここでは代名詞〉を置く表現となります。でも、これではthinkの後ろに、文(SV~)を続けることができません。
<to be continued>
動詞thinkについて考えてみます。
Just a moment. I'm thinking.
「ちょっと待って。考えてるところだから」
この例のように、元々thinkは後ろに、その対象となる目的語を持たない動詞でした。目的語を取らない動詞を自動詞といいます。
後ろに名詞を続けたい場合には、
I was just thinking of it.
「私もちょうどそれを考えていたところなんです」
のように、前置詞ofを介し、その目的語として、名詞〈ここでは代名詞〉を置く表現となります。でも、これではthinkの後ろに、文(SV~)を続けることができません。
<to be continued>