エキップ英語教室 エキップ英語教室

大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや

2024/4/13

    表題は、孔子の「論語 学而篇」からの一文。国語の教科書で習うのは中3辺りか。急に思い出したのは、大学時代の友人とご家族が開塾のお祝いに「元気の出る黄色い」花を贈ってくださったからだ。優れた友人は、非才な者にもいろいろな気づきをもたらしてくれる。

    子曰く、『学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。』
    (現代語訳例)「習ったことを、機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことであろうか。友人が遠方からわざわざ私のために訪ねてきてくれることは、なんと嬉しいことであろうか」

    『…亦楽しからずや。』の後ろには、次のように文が続くが、紹介する意図を違えて受け取られてもいけないので、現代語訳は省略する。
    『人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや』
    WEBサイト>塾長ブログ>2024/3/9「Dodgersがなぜドジャースなのか」にほんのりとにおわせてみましたが、エキップ英語教室の公式応援チームは、野球は阪神タイガース、サッカーはガンバ大阪です。「オレンジ・ピンク」色着衣でのご来室はご遠慮いただきますようお願いいたします。

    やる気を持続させるために

    2024/4/11

      勉強であれスポーツであれ、実力をつけるためには鍛錬の時が必要です。年度が改まり学年が一つ上がると、「よし頑張るぞ」と思う人も多いでしょう。是非その気持ちを持続させ、勉強・部活に励んでください。
      せっかくの決意を三日坊主で終わらせないようにするには、適切な目標設定と継続させる仕組み作りが重要です。

      英語の〇〇先生の試験で90点を取るというのは立派な目標ですが、残念ながらその成果が通用するのは自分の学校の中だけです。
      一方、中学3年で英検準2級を取るという目標と成果は、日本中どこに行っても「頑張ってるね」と言ってもらえる指標となります。

      外国語学習を易しく、かつ実り多いものにするためには「毎日の学習を習慣化する」ことが重要です。毎日コツコツが、結局「一番楽で、一番定着率が良く、気づけば一番力がついている学習法」なのです。
      自分一人では難しいなら、エキップ英語教室が適切な学習計画の立案と学習評価・助言をおこなって応援します。

      エキップ英語教室の春

      2024/4/9

        春の小川は さらさら行くよ 
        能勢は春本番を迎えています。
        でも今日は春の嵐。北からの強風が吹きつけています。
        エキップ英語教室には表からは見えないバックヤードがあります。
        アメリカ合衆国のバックヤードは「活動するための庭」ですが、エキップの庭は日本の「観るための庭」です。
        ウグイスなどの野鳥のさえずりが絶え間なく聞こえ、山を伝った水が池に流れ落ちる音には、本当に日々癒されます。
        花木の花が終われば、青葉が展開を始めます。
        新鮮な気持ちで今日も学習に向き合いましょう。

        〈4月から、ブログは火・木・土曜日の発信になります〉

        thinkについて考える②

        2024/4/6

          動詞thinkの後編です。
          前置詞ofの後ろに、名詞を置くことはできても、文を続けることはできないので、かつてその場合には、
          think of it that he is a good person.

          のように、he~personまでの文(S'V'~)を一つの名詞節にまとめる特殊接続詞thatを使って、itの中身を受ける形でthatを続ける表現形式でした。だって、thinkは目的語を取らない自動詞なんですから。
          その後、時代が進むにつれ、of itが脱落し、
          I think ((of it)) that he is a good person.

          のようになりました。このthink that S' V'の形を見て、thinkは目的語(that節)を取る他動詞であるということが可能になったわけです。
          さらに今では、thatも脱落傾向にあります。
          I think (that) he is a good person.

          thinkについて考える①

          2024/4/4

            英語も日本語も、言葉だから変化します。
            動詞thinkについて考えてみます。
            Just a moment.  I'm thinking.
            「ちょっと待って。考えてるところだから」

            この例のように、元々thinkは後ろに、その対象となる目的語を持たない動詞でした。目的語を取らない動詞を自動詞といいます

            後ろに名詞を続けたい場合には、
            I was just thinking of it.
            「私もちょうどそれを考えていたところなんです」

            のように、前置詞ofを介し、その目的語として、名詞〈ここでは代名詞〉を置く表現となります。でも、これではthinkの後ろに、文(SV~)を続けることができません。

            <to be continued> 

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