エキップ英語教室 エキップ英語教室

大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

英語を得意科目にするには

2024/6/29

    英語が苦手だという生徒の多くに共通することがあります。
    それは、「そもそも学習時間が少ない」ということです。「量より質」という言い訳に便利な言葉もありますが、「質の高さが問題になる」のは相当学習が進んだ後だと心得てください。「英語が苦手」というよりは、「時間をかけて勉強することができない」だけでは?
    嫌だなーと思う時間を最小化し、英語学習へのハードルを下げ、定着率を上げる方法を示しましょう。
    ①「1回の時間の長さ」を追求するより「英語に触れる回数」を増やす。
     週末に2時間まとめて勉強するより、平日30分×5日が効果的。理解にも記憶にも有効です。
    ②「見てるだけ」から「4技能同時活用型」へ。
     言葉は常に音と共にあります。正しいモデル音声をListeningして共振し、自分でもSpeakingして音をつかみ、手を動かしてWritingで音と文字を結び付け、それを目でReadingして確認する。4技能を同時に起動して、言葉を取り込み身体化するのが、記憶に繋がる最良手です。
     〈4/27付、塾長ブログ参照〉

    でも、どうしても質にこだわりたいあなたへ。
    ③あなたの〈現状の学習レベルと到達目標〉から、最も有効な〈学習計画〉をエキップ英語教室が立案します。そして、①・②の方法をあなたが辿って学習を積めるよう、観察・評価・助言/指導いたしましょう。

    メディア考

    2024/6/27

      かつてはメディアと言えば、新聞・テレビのことでしたが、インターネットの利用拡大によって、情報伝達の手段も多様化しています。
      固定電話を持たない家庭の広がりと同様に、新聞を取らない家庭も増えているらしいです。
      mediaはmediumの複数形です。
      ラテン語からの借用語なので、英語の複数形の運用[-s/-es]とは別なんですね。
      mediumは「M」サイズのmなので、「中くらいの、中間の」ものを指します。
      (日本のマクドでは「M」で通じますが、アメリカのマックでは「in Medium size」とちゃんと言わないと通じません)
      「中間のもの」だから、mediaは「世界で起きている事実」と「それを知らない大勢の人」の間に立つ、情報伝達の「媒体」としての報道機関を指すことになるのですね。
      また、コンピュータと人間の間に入って、情報を記録・保管しておけるSDカードやUSBメモリなどもやはりメディアと呼びますね。
      間に入って仲を取り持ってくれる存在に感謝します。

      本当に残念なことー村上春樹の場合

      2024/6/25

        本当に残念なこと。やはりそれは「大好きな人に、『大嫌い』と言われること」ではないだろうか。大好きな人は、会ったことも話したこともない人の場合もありえるだろう。私が大好きなのは、作家の村上春樹だ。でも、その村上は折に触れて、教師は嫌いだと述べている(書いている)。
        私は村上の作品であれば、どんな小文であっても、読んで幸せな気持ちになれる。村上ファンは誰しもそうだと思うが、『村上は私に向けてこの本を書いている』と感じてしまう。でも、そんな大好きな人から「教師は嫌いです」と言われたら、これ以上のショックはない。本当に嫌なことを経験されたからこその言葉なのだろうが、同じ職業で括られて非難されると心が折れる。(自分のやって来たことは棚に上げ)
        そのうち、「ほんの少しだけれども、教師というものを見直すことがあった」とか、どこかに書いてくれないものかと想う。

        短縮形 I amn't はなぜ存在しないのか

        2024/6/22

          be動詞の否定文・短縮形には2通りの表現があります。
          (1) I'm not、You're not、He's notのように、主語とbe動詞の間で短縮形になる場合と
          (2) 〈・・・・〉、You aren't、He isn'tのように、be動詞とnotの間で短縮形になる場合です。

          頭で考える限りでは、I amn'tが可能な気がしますが、その綴りは存在しないか非標準です。では、なぜ、amとnotは短縮されないのでしょうか。
          鍵は「音」です。
          英語の音韻規則では、「同音節」内での[mn]の音の連鎖が許容されないのです。例えば、autumnでは、[mn]の連鎖を避けるため、[n]を脱落させて、[ɔ':təm]と発音されます。
          視覚的には、You  aren't / He isn'tが可能なら I amn't も同様に可なのかもしれませんが、ひとたび口に出された時の「音」の違和感は、ネイティブにとっては大きなものであるのでしょう。

          トラブルもいい経験―ボストン

          2024/6/20

            広いアメリカ合衆国を限られた日数で回るとなると、必然飛行機での移動を選択することになります。1989年、ダグラス社のDC-10という飛行機が7月に2度の死者が出る事故を起こしていた影響で、同型のDC-10を使用する便に利用者が集まらず、その運航がキャンセルされるということに遭遇しました。ボストン行きのユナイテッドに乗るため、シカゴ・オヘア空港に行った際のことです。キャンセルを告げるアナウンスがあり、「使用機体が『あの』DC-10ですので…」と説明された時は、そんなことがアメリカではあるんだなと思うばかりだったのですが、結果として、次の便が満席で利用できず、搭乗できたのは5時間ほど後の次次便でした。

            ボストンに着くともう夕方。宿泊場所を確保していなかったので、手元の『地球の歩き方』を頼りに、ホテルに電話してみましたが、7~8件かけても市内のホテルはどこも満室でした。仕方なしによく分からない郊外のモーテル(車で乗りつける郊外の2階建ての宿泊施設)に部屋を予約し、移動経路もよく分からないのでタクシーを利用しました。着いたモーテルはフェンウエイという場所にあり、ボストン・レッドソックスの本拠地のすぐ裏手であることを翌日知りました。たまたまその日試合があって、初のメジャーリーグ観戦となったのでした。対戦相手はカナダのトロント・ブルージェイズでした。
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