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大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

SVCを作るのはbe動詞だけではない②

2025/10/1

    SVC文型で、Vに五感に係る動詞がくることも確認したい。
    〈視覚〉「~に見える」look
    You look very nice in that jacket.
    look at that picture. look at「…を見る」> 
    「~に思われる」seem、appear
    Anne seems[appears] (to be) angry.
    〈臭覚〉「~のにおいがする」smell
    This flower smells  sweet.
    〈聴覚〉「~のように聞こえる」sound
    Your story sounds interesting to me.
    〈味覚〉「~の味がする」taste
    This soup tastes salty.
    〈触覚〉「~の感じがする」feel
    This dress feels silky.

    lookやsoundの後に名詞を置く場合、前置詞like「…のように」を添えるのが通例。
    Jim looks like his mother.
    It sounds like a good idea.

    この問題に問題はないのか

    2025/9/28

      英検では時に見られるのだが、状況に解答を依存するものがある。話の流れが読める、常識的な対話応答ができるということは確かに学力の一部と言えるだろう。だが、依存し過ぎは適切性の点からどうなのか。
      次は英検3級のリスニング過去問だ。

      ☆Is that a new watch?
      ★Yes.  My mom bought it to me.
      ☆I want a watch like that.
      ★You should ask for one for your birthday.

      Question : Who has a new watch?

      1. The boy    2. The girl
      3. The boy's mother.    4. The girl's mother

      正解は、1 The boy か 2. The girlだが、スクリプトによる文字情報では、男・女を判別するのは不可能だ。音声を聞いて、「☆は男の子の声だ。いえいえ☆は女の子よ」って、それで決めていいものなのだろうか。

      SVCを作るのはbe動詞だけではない①

      2025/9/24

        中学生用の英語教科書の多くで、最初に出会う文型がSVCの第2文型だ。動詞はbe動詞で導入され、=の記号を用いてSとCの関係が説明される。それから、SVOの第3文型、現在・過去・未来の時制、疑問詞を使った表現など学習すべき表現が多いので、入口のSVC文型はbe動詞以外のものに広げていくのに制約がかかる。しかしながらリスニングやリーディングに取り組む内、be動詞以外にもSVC構造になる動詞があることを知ることになるので、どこかで1コマ、SVC文型を膨らませる時間を作りたい。
        先ずは「~になる」と変化を表すget、come、go、turn。「~のままである」を意味するkeep、remainをおさえておけばいいだろう。
        She got angry.→She is still angry.
        「彼女は怒った」→「まだ怒っている」
        〈良い変化〉
        My dream came ture.「夢が叶った」
        〈悪い変化〉
        Things went bad.「状況が悪化した」
        〈外見・性質・年齢の変化〉
        Leaves turn red and yellow in Fall.
        「秋には木々が紅葉する」
        〈変化せず、~のままである〉
        Please keep quiet.「静かにしていて」
        Many stores remained open.
        「多くの店がまだ開いていた」 

        考査結果から学ぼう

        2025/9/21

          *考査へのプロセスを確認
          ①出題範囲、ポイント等、科目担当者から示された内容に沿って学習したか(抜け落ちがなかったか)。
          ②教科書による主学習項目(文法事項)をよく理解し、練習問題等を通じてそれを確実にしたか。
          ③完全理解(考査100点)の目標を立て、目標達成に向け計画的に学習したか。

          *考査結果から学べること
          ①一週間前には考査情報が科目担当者から出るはず。必要な学習の全体像が見えていなければ「過程と結果」は必然的に十分なものではなくなります。
          ②分かったつもりでも、関連した問題を解いてみると、理解が十分でなかったところが見えてきます。また、教員にしても、すべての注意ポイントを解説してから練習問題に当たらせることは難しいので、練習問題を解説しながら補足・充実させていくものです。練習問題はプラスαではなく、それこそがポイントです。
          ③6~8週間毎に設けられた考査は、その間の学習の習得度を測定し、不足する部分の明確化を図るためのものです。見直しは必修。
          また「100点を取って当たり前、ちょっとミスをして90点台」という目標イメージを実現するために、何が不足していたのかを明らかにし、次回同じことを繰り返さないようにする決意が必要です。

          予習が先か、復習が先か

          2025/9/17

            英語学習初期~中期にあたる中高生なら、まだまだ知らないこと・気づかないことが多いから、学校での授業を大切にすべきだ。学校なら知識と経験のある教員が授業を構成・指導してくれるから、これを有効活用しない手はない。塾・予備校に通っている人でも、学校にいる時間は思いのほか長いことを忘れてはならない。
            授業における学習内容をより理解し、より定着させるためには予復習も有効だ。両方やれればいいが、学習初心者にとっては荷が重いかもしれない。
            自分がクラスの上位にいると思えるなら、授業中に多くのことを記憶してしまえる自信があるだろう。そういう人なら予習を中心にして、自分なりに教材を事前学習した上で授業に参加すれば、不明点を克服したり、不明点を消し去ることも可能だろう。予習を前提に不明点を質問出来るようになれば、授業の活性化にも寄与できる。
            でも、自分のクラス内の位置が中位・下位だと思う人には復習に重きをおいて取り組むのを勧めたい。「わからない。出来ない」を少しずつ「わかる」に置き換えて、自信を持てるように継続的に取り組みたい。復習時に、授業のポイントを確認したり整理出来るよう、授業中は先生の説明をよく聞いて、きっちりと板書する以外にも、「これは復習する時に必要だ」と思われる事項があればメモするようにしたい。
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