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塾長 ブログ

canとwillが競争すると

2026/3/11

    中学で初めに習う助動詞はcanが定番です。その次に習うのがwillという流れが多いでしょう。でも、もしcanとwillが競争したらどちらが勝つか考えてみたことはありますか。
    英語には「一文の中では助動詞は1つしか使えない」という規則があるので、「助動詞+助動詞+動詞」の形は許容されません。ですから「私は泳げるようになる」と言いたい時は、I will can swim.とは言えずにI will be able to swim.としなければならないのです。
    でも、もしあなたが勉強家なら、willはbe going toとほぼ同意だから、I can be going to swimとしてもいいのでは?と考えたりしませんか。結論的にはI can be going to swim.という文は成立しません。
    理由①:willとcanの実際の使用頻度を比べるとwillの圧勝→willが勝って、canが負け。結果、canがbe able toと一歩退いてI will be able to swim.となる。
    理由②:I can be going to swim.は「私は泳ぐつもりであることができる」となり意味が成立しない。
    頭の中では「これも可能では?」と考えるのはよいことですが、それが実際使われているのかいないのかが全てです。学習者は常に遅れて来た人なので、先人の使用を学んで行く必要があるのです。

    平均点をどう考えるか

    2026/3/8

      中高では学年末考査も終了し、今週は答案返却が行われる時期です。多くの場合、各科目の平均点も併せて発表されるでしょう。自分の得点と平均点を対比して、「よかった・まあまあ・悪かった」と考えることが多いのではないかと思います。
      令和8年度共通テストの「英語・リーディング」の平均点は約63点/100点満点です。仮に高2生が同じ問題を解いて50点だったとします。おそらくこの生徒は「それほど悪くはない。もう1年間勉強すれば平均点は取れるだろう」と考えるのではないでしょうか。確かに20点や30点ではないので、それほど悪くはないのかもしれません。ですが、重要なのは「現状の自分の英語力と『何』とを比較しているか」をしっかり理解することです。
      共通テストの平均点は全受験者の平均点であり、その中にはいわゆる記念受験をした人たちも含まれているのです。
      自分が志望している大学が国公立や一定の学力レベルを要する大学である場合、その大学の入学試験で競争相手になる学力層の生徒と自分の英語力を比較しなければ意味がありません。
      いわゆる進学校と呼ばれる高校に通っている生徒なら、令和8年度共通テスト「英語・リーディング」の平均得点は80点代後半であると思います。自分を何と比較して現状認識を得るのかには厳しい視点が必要だと言えます。

      canは「できる」でよいか

      2026/3/4

        canの基本的な意味は「~する可能性を内に秘めている」です。これを簡潔に「~できる」と表現したりするわけです。
        canは本来「可能性」ですから、
        Smoking can be harmful to our health.
        「喫煙は健康にとって有害である可能性を秘めている」
        ということですし、否定文の中で用いられると
        The story cannot be true.
        「その話が本当である可能性はない」
        となります。
        Todd can speak French.
        「トッドはフランス語を話す可能性を秘めている」
        なら、「話す能力がある」と「能力」に視点を置いて語っているのか、「実際に使用している」のかが不明確です。もし「実際に使用する能力」があると明示するのであれば
        Todd is able to speak French.
        「トッドはフランス語を話すことができる」
        とbe able to (V) を使って表現します。

        ゾウとロバ

        2026/3/1

          アメリカ政治でお馴染みの動物といえば、ゾウとロバである。ゾウは共和党をロバは民主党を表す。民主党のロバはアンドリュー・ジャクソン大統領に由来するものだそうだ。彼は民主党から出た最初の大統領選挙で、対立候補の陣営からjackassと呼ばれた。「ロバ」を意味する単語だが、「ばか」「まぬけ」という侮辱語でもある。ジャクソンはこれを逆手に取り、不屈の意志をアピールする言葉として自分でも使うようになった。これは、鉄の女と呼ばれた英国初の首相マーガレット・サッチャー氏の逸話とかぶる。
          首相に選ばれる前の保守党党首時代、旧ソ連の国防省機関紙にその強硬な政治姿勢を「鉄の女」と非難された。鉄の女は、強硬な反共主義を揶揄する言葉だったが、皮肉にもサッチャーはこれが気に入って、彼女の代名詞として定着した。
          国を率いる才には、自分への攻撃を切り返す瞬発力と、たじろがない姿勢、そして批判を堂々と受けてなお、自分の長所を見失わない自信が必要なのだろう。
          昔も今も、アメリカ大統領には目から鼻に抜けるような知的エリートは歓迎されない。共和党のジョージ・W・ブッシュが二度の選挙に勝ったのも、知的優秀さが際立つ対立候補に対し、彼が「ビールを飲みながら気軽に話せる相手」と見なされたからだと言われている。

          could / would / might は「現在」

          2026/2/25

            could, would, mightは、本来caan, will, mayの過去形でしたが、現在では特殊な例外を除き、形は過去形ですが、表す内容は「現在」のことに言及する表現です。それぞれ、can, will, mayの意味を弱めた形と理解しましょう。
            We could buy the car.であれば、「その車を購入できた」という過去の意味ではなく、「その車を購入することができるかもしれない」という意味になります。
            これは仮定法過去の
            If we had enough money, we could buy the car.
            「必要なだけのお金があれば、その車を購入することができるのだが」
            からIf節が取り除かれた文であると考えればよいわけです。
            「助動詞の過去形」→「仮定法のサイン」ですね。
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