エキップ英語教室 エキップ英語教室

大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

by the time S+V

2026/2/1

    till/unitlは名詞の前に付ける前置詞としても、S+Vの文構造の前に置く接続詞としても使われ、[継続の期限:…までずっと]を表す。ポイントは「…まで」ではなく、「…までずっと」まできっちり記憶すること。
    一方byは前置詞で、[完了の期限:…までには]の意味。こちらも「…まで」だと、till/untilとの区別がつかなくなってしまうので、「…までには」と記憶しておかなければ実際には使えない。
    さて、問題は、では「~までには」の後ろにS+Vの文構造を続け、「あなたが帰って来るまでには」としたい時にはどうすればいいかということだろう。そんな時はby the time S+Vを用いて、

    I'll have finished it by the time you get back.
    とすればいい。by the timeは「前置詞+名詞」で、その後ろに関係副詞whenが省略されていると考えれば、文法的にも無理なく理解できるだろう。ただし、by the time when you get backとは通例用いられないので、by the time+SVで記憶しよう。

    仮想ライバルを作ろう

    2026/1/28

      どうも思うように学習に身が入らない。勉強し始めてはみるものの、長続きしない。これらは誰にでも起こりそうなことですね。学力育成には「昨日の自分を越えて」いくことが求められるのですが、相手が自分となると「自分が自分の正体を掴めない」がゆえに、いろいろな邪念や打算の誘惑に抗するのが難しくなったりするものです。
      そういう時に有効なのが、同じクラスや学年に「仮想ライバル」生徒を設定して、その人には負けないように自分を叱咤激励するという方法です。出来れば自分より少し学力が高いと思われる生徒を仮想ライバルに設定するのがよいでしょう。前回の定期考査の点数差なんかが分かれば、学習意欲の維持により有効かもしれません。
      科目が英語なら、英検級の取得を目標にするのも方法です。目標とする英検級を設定し、受験予定日に対し学習を重ねていく。結果は級の取得という形で現れるかもしれませんし、取得に至らなくても一次試験の突破とか、受験で得られるCSEスコアの伸びで自分の英語力の伸長を確かめることも可能だからです。

      完了形が表すことは

      2026/1/25

        中学で英語を学習すると、時制として「現在」→「過去」→「未来」を表す表現を習います。そして「現在完了」。「完了」というのは、その基準となる時制の過去サイドを表す表現なので、現在完了であれば、現在の過去サイドを表す表現ということになります。

        I lost the key.「鍵を失くしました」
        が伝えるのは「過去のある時点で、鍵を紛失した」という事実のみです。その鍵がその後見つかったのか、あるいは失ったままなのかについては何も言及していません。
        ですが、ここで現在完了を使うと、「鍵を失くして→今もまだ失くしたままだ」という〈現在の過去サイド〉全般を表現できるのです。
        I have lost the key.「鍵を失ってしまった(今もまだ失ったままだ)」

        現在完了は、日本語表現にはない時間把握の概念なので、最初とまどうかもしれませんが、「『完了』は基準となる時制の過去サイドを表す」と覚えておけば、過去完了や未来完了。それから不定詞や動名詞、分詞の「完了」表現などすべて同じ考え方で理解できるようになります。

        共通テスト〈英語・リーディング〉

        2026/1/21

          R8年度共通テスト〈英語〉が1/17(土)に実施された。昨年度の問題が、これまでの共通テストにおける問題改善の集大成として優れたものであったため、今年度もそれを引き継ぎ、洗練を深めた良問であった。
          昨年度の第6問「地球を守る〇〇レンジャー」はちょっと突飛なトピックであったため取りつくのが難しかったが、今年度は「剣道女子の部活帰りのおにぎり屋」で、高校生に馴染みやすい物語となった。
          第7問も昨年度は「草食動物と肉食動物の睡眠」という高校生の日常から少し遠い話しだったものが、今年度は「まどろみの時間の効用」という、高校生も自分の日常体験から理解・共感しやすいものになっていた。
          語彙レベルでは、高校学習語と思われる語が、昨年度は340語あったのに対し、今年は292語であったため、その点でも読みやすく解きやすいと感じた受験生が多かったのではないだろうか。
          〈英語・米語〉の問題では、昨年度第2問が「イギリス人著者」の英文を読ませるという設定にも関わらず、transportation「米語」が使われており、transport「英語」であるべきだったのではと指摘されていた点は、今年度は第5問でイギリス英語が扱われた際に、centreやcolourfulなどの英語綴りで少しらしさを表現するのに留まった。

          普通の文法書には載っていない

          2026/1/18

            We have been best friends for five years.
            「私たちは5年来の親友だ」
            状態動詞を用いて「…の間ずっと~だった」という場合には〈have+状態動詞の過去分詞+for+期間を表す名詞〉の形をとります。この期間を表すforについてはどの参考書・問題集にも説明や練習問題があります。
            一方、動作動詞を用いて同様の表現をする場合について触れている参考書・問題集はほぼありません。
            This town has changed greatly over [in] the last ten years.
            「この10年で、この町は大いに変わった」
            のように、期間を表す語はforではなくて、over/inを用いるのです。
            このover/inについて解説している参考書や問題集はほぼありませんが、英検の問題ではよくお目にかかる頻出表現です。

            注)現在完了進行形〈have+been+(V)ing〉には、期間を表すforを使います。
            Our sales have been increasing for the last two years.
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