エキップ英語教室 エキップ英語教室

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塾長 ブログ

可算・不可算

2026/6/21

    日本語は、数えられる数えられないで名詞を区別する言語ではないので、英語の可算・不可算を理解するには想像力が求められます。

    We learn from experience that time is money.
    「時は金なりということを、私たちは経験から学ぶ」
    例文は、SVO(that節)文型に、〈前置詞+名詞〉が割り込んだ形です。
    このexperienceは「人が生まれてから現在に至るまでの切れ目のない」経験という意味で、一つ二つと数える対象とはならずに「不可算名詞」です。

    Traveling abroad can be a wonderful experience.
    この文はexperienceが形容詞で修飾され、他の経験とは区別可能な特定の経験を意味して、「あの素晴らしい経験」と切り出して思い浮かべることができます。このように「形容詞」が付いた場合には「可算名詞」と認識され数えることができます。

    通常は不可算ですが、形容詞がつくと可算になる名詞は、代表例を覚えておくとよいでしょう。
    1) My son has a big breakfast.
     「息子は朝からよく食べる」
    2) I waited for a long time.
     「長時間待った」
    3) She is leading a happy life.
     「彼女は幸せな生活を送っている」

    準備力

    2026/6/17

      準備をして臨む。1学期期末考査も近づいてくる。そろそろやらなくちゃな、そう思っている人も多いだろう。なんとなくの準備なら誰しもできそうだが、「完全な」準備はとても難しそうだ。
      サッカーのW杯が始まった。世間の注目は日本代表の活躍だろう。ガンバ大阪でプロ生活を始めた中村敬斗選手が初戦でゴールを決めた。彼らはどんな準備をして大会に臨んでいるのか。
      日本ではNPBプロ野球、阪神タイガースの熊谷選手。開幕で遊撃スタメンを掴んだのは小幡選手だった。その後、木波選手がそれに代わったりもしたが、なかなか安定せず、熊谷選手に出番が回って来た。
      いつ訪れるかわからないチャンスが巡ってきた時のために、いつスタメンで起用されても期待に応えられるように準備する。その準備力がすごいのだと思う。期待されて、その期待に応える。遊撃3番手だった選手が、今では内野守備を引っ張る。それだけの能力があるからプロ野球選手になれたのだろうが、ここぞの場面で実力を発揮し、見せつける。彼の日頃の準備を見てみたいものだと思う。
      「完全な準備」などというものはありえないのかもしれないが、自分が出来る「最高の準備」を行って、その最高のレベルを引き上げていくことならばできるのかもしれない。今日も彼のプレーから目が離せない。感動し、勇気づけられる。そういう選手でいつづけてもらいたいと思う。

      相性の良さ

      2026/6/14

        英語の受動態は〈be+(V)p.p.〉で表されますが、能動態の主語=行為主はby…で情報追加されます。
        Ms. Green teaches us English.
        →We are taught English by Ms. Green.

        しかしながら、be+(V)p.p.の後ろにくる前置詞は常にbyとは限りません。
        I was surprised by the news.は可能ですが、
        I was surprised at the news.を掲載している文法書が大半でしょう。
        surprisedは元々は、動詞surpriseの過去分詞形でしたが、今では辞書に「形容詞」として登録されています。
        〈be+(V)p.p.+by…〉→〈be+形容詞+前置詞〉へと使用法が変化してきました。こうなると前置詞はbyとの前提が外れ、形容詞との相性で選ばれることになります。
        be concerned about…「…について心配する」
        be satisfied with…「…に満足する」
        be disappointed at…「…にがっかりする」
        be tired from…「…で疲れる」
        最後のbe tired from以外はby…と表現されることもありますが、相性のよい、自然な表現を身につける方がいいですね。
        「〈be+(V)p.p.〉の後には〈by…〉としておいてくれれば、いちいち覚える手間が省けていいのに」と感じるか、「へえ、〈be concerned〉は〈+about…〉で、〈be satsified〉は〈+with…〉か、面白いな」と感じるかで、結果、身につく英語力には大きな差が生じることになるでしょう。
        「興味深さ」がbe interested 〈in…〉を引き連れてくるように、「興味深さ」が英語力に違いをもたらします。be interested in…の主語は、必ず「人」です。

        Chat-GPTが自分の間違いを認めることはあるか

        2026/6/10

          日本プロ野球・巨人の阿部監督辞任の件では、注目を浴びたAI(Chat-GPT)の回答の妥当性。くだんの件は横に置くとして、今年度の東大入試・京大入試の問題をChat-GPTに解かせたところ、首席合格を果たす出来だったとか。
          どこにも隙の無さそうなChat-GPTですが、先日、私が利用していた際、あまりに間違いがひどいので、指摘したところ、「私が間違っていました」と返答してきたことがありました。
          私が利用していたのは、英検2級の二次試験について適切な情報を引き出すためでした。二次試験のattitudeの点数(3点)確認から始め、イラスト問題について質疑していた際、Chat-GPTが「重要表現を整理出来ますが」と提案してきました。「ではお願いします」と私が返したところ、どう見ても2級の対応例ではなく、準2級の2つのイラスト問題に対応する例(5人の描写。現在進行形を使う)だったので、「それは2級の問題ではないと思います」と質すと、「問題を混同していました。ご指摘いただきありがとうございます」ときました。さらに会話を勧めると、第2問の3コマイラスト問題への対応をよく理解せず、3級イラスト問題への回答方法かと思われるものを提示してきました。「それは2級の3コマイラストへの対応ではないと思います」と返すと、「私が間違っていました」とChat-GPTが自身の回答の不備を認めました。
          これはおそらく、意図的に学習させたものでない質問には、ネットを検索して回答を生成する仕組みになっているためだと思います。ネット検索できる英検二次試験の情報は少なく、かつその精度が低いためでしょう。
          英検二次試験対策は、中身をよく知る指導者による的確な対策を受けるべきです。
          もう一つ感じたのは、Chat-GPTは日本語に対応するものの米国生まれだという生来性です。私が間違っていました、とは認めましたが、「すみませんでした」とは発されませんでした。

          こんな時に受動態

          2026/6/7

            Ms. Green teaches us English.
                                      →We are taught English by Ms. Green.

            のような「能動態→受動態」でもって、「視点の変更」とbe+(V)p.p.という形式、必要な情報であれば行為者を「by+人」で補う、という受動態の基本を学びます。
            こういう受動態の形に慣れた後は、日本語では受動態では表さないが、英語では受動態で表現する例を身につけると、英語表現に対する理解がぐっと深まるでしょう。5例挙げてみます。

            1. Five people were killed in the accident.
              「その事故で、5人の人が亡くなった」
            2. His office is located on the third floor of the building.
              「彼のオフィスは、ビルの3階にある」
            3. She was promoted last month.
              「彼女は先月、昇進した」
            4. Please be seated.
              「どうぞおかけください」
            5. He was dressed neatly.
              「彼はきちんとした身なりをしていた」

            自動詞/他動詞の区別は、非ネイティブには難しいものがありますが、be+(V)p.p.の(V)は、「他動詞」であるというのがポイントです。
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