エキップ英語教室 エキップ英語教室

大阪府 豊能郡 能勢町 下田尻1060

塾長 ブログ

直前まで実力は伸びる

2026/5/17

    英検が2週間後に迫って来ました。学校の定期考査の学習とかぶってしまって苦しんでいる人もいるかもしれません。普段の学習が十分でなく、考査前に詰め込むのは勧められたものではありませんが、やらないよりもやった方が良いのは言うまでもありません。
    英検に向けた学習も同様。日々に落とし込んだ計画を地道にこなし続けるのが最も負担が少なく、最も効率的な学習に違いありませんが、最後の1-2週間でもがくのは、もがかないよりは効果があります。
    長い時間をかけて積み重ねるべきは「語彙」の獲得ですが、あと2週間で最大の効果を得るには「過去問」に取り組むのが最良の策でしょう。
    リスニングは1回当たり2-3問でよいので、出来るだけ毎日取り組み、答え確認後にはスクリプトを見ながらオーバーラッピング(同時読み)でネイティブの発音とリズムに自分の発音を近づける努力が効果的です。
    ライティングも、自分で回答したものをChat-GPTやGeminiで添削してもらい、より良いライティングのための助言を得るのは素晴らしい個別学習となるでしょう。入力の手間をかけても、やるだけの価値があります。

    「よく~したものだ」

    2026/5/13

      助動詞wouldは、しばしばoften/alwaysなどの副詞を伴って「よく~したものだ」と過去を回想し、懐かしむ表現です。動詞は動作動詞に限られます。
      As a child, I would often go fishing at a nearby river.
      「子どもの頃、近くの川によく魚釣りに行ったものだ」

      一方、助動詞used toは「〈現在と対比して、昔は〉よく~したものだ」を表す表現です。動詞は動作動詞も状態動詞も続きます。
      I used to drive to work, but now I go by bike.
      「昔は車で仕事に行ったが、今は自転車を使っている」
      There used to be a theater in this town.
      「〈今はなくなってしまったが〉昔はこの町に劇場があった」

      「よく~したものだ」だけを日本語で切り出すと、would oftenもused toも入れ替え可能な同意表現と捉えてしまう可能性が高いです。「助動詞は動詞とセット」で使われるものですから、動詞にも目配りすると共に、なぜ2つの表現があるのか、その違いもおさえておかなければいけません。

      5月病に負けるな

      2026/5/10

        新学期が始まり1ヶ月。連休も明けて1学期前半の授業も後半戦に突入しています。今月末には中間考査という学校も多いことでしょう。新入生も緊張の4月を過ごし、学校に馴染んで少し落ち着いて生活できるようになってきた頃です。
        順調に学校生活を送る人を横目で見ながら、なかなか周囲との距離を埋められず、学校に向かう脚が重く感じられる人もいるのではないかと思います。出来上がっている人間関係の中に割り込んで行くのは難しいし、学校での勉強を十分理解するのが難しいこともあるかもしれません。しかし、心の平静が保てる旧世界(=家庭)の中に居続けては、新鮮な実感を伴う体験はそうそうできるものではありません。今はマイナスに感じられる経験でも、将来に渡ってマイナスであり続けることが決まっている訳ではありません。家以外の居場所の中で、新しい環境に触れ、結果として新しい自分を形成して行くのです。全ての経験が自分を前進させてくれるはず。昨日の自分を越えて行きましょう。
        (ただし、いじめにあっているような場合には学校に行く必要はありません。むしろ、それを旧世界と捉え、その学校以外に自分の居場所を捜すべきでしょう)

        wouldを見たら

        2026/5/6

          willの過去形はwould。中学で時制の一致を習うと、忘れてはいけない注意ポイントになります。
          He says that he will be an artist.
          →He said that he would be an artist.

          しかし、これが高校2年生くらいになって長文読解などに取り組みだすと、意識の変革を迫られます。つまり、時制の一致によらないwouldの使用というのが、より一般的な使用例なのだという理解が求められるのです。
          It would be better to talk with your teacher.
          この英文が言わんとするのは「先生と話した方がいいと思うんだけど」という〈現在〉の話者の少し控えめな意見提出であって、「先生と話すのがよかっただろう」とかいう〈過去〉の表現ではありません。
          助動詞の過去形を見たら「これって仮定法?」と考えて、If節は持たないものの、「(もしかしたら)先生と話すのがいいかも」という仮定法過去の表現であることを察知する必要があります。
          難しそうですか?でも慣れれば簡単。そして実によく用いられる表現であることに驚くことになります。鍵は「助動詞の過去形」。見落とさないようにしましょう。

          教員のパフォーマンスを引き出すには

          2026/5/3

            変化のスピードにはいろいろあるが、学習に限っては急激な伸長というのはあまり望めない。学習面で何かを取り入れてみたとしても、その効果が表れるのは4ヶ月は先になるだろう。今から始めて、夏休みが終わる頃、ようやくその効果が表れるようになる。
            学習面で取り入れるべきその何かだが、最も必要で効果的なのは学習時間の拡張だ。1時間を2時間にする。それに慣れたらさらに3時間に。中学3年や高校3年のこの時期なら、少なくとも平日にこれくらいの学習量は必要だ。
            効率的な学習やタイムパフォーマンスを目指すのは、平日5時間の学校外学習をこなせた先の話であろう。一人ではその学習量の維持は難しいだろうから、友人やクラスメイトと家庭学習の時間を合わせて取り組んでみるのもいいだろう。
            進学を意識した学校の、受験教科の担当者なら、これをやりなさいという適切な課題を設定してくれるかもしれない。この辺りは、その担当者が生徒の学力把握・学習状況把握に基づいておこなうのだが、それは担当者にとって必ずしも義務的なものではないから、担当者によって玉石混合の状態であるかもしれない。
            生徒の力を伸長させるのは教員の役割のひとつだろうが、生徒として覚えておくべきなのは、教員の力を引き出すのも、また生徒であるということだ。先生から+αを引き出したいなら、自分も+αの意欲を持って授業に臨む。日頃から十分に研鑽を積んでいる先生なら、通常の授業で発揮しているパフォーマンスは、本来その先生が持つパフォーマンスの3-4割程度ではないだろうか。もっと多くを引き出して有用に利用したいなら、授業に積極的に係わることでこそ、それが可能になる。
            教員の持つパフォーマンスの7割くらいが引き出されるのであれば、生徒も教員も充実感を持って授業を終えられるようになるだろう。
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