塾長 ブログ
相性の良さ
2026/6/14
英語の受動態は〈be+(V)p.p.〉で表されますが、能動態の主語=行為主はby…で情報追加されます。
Ms. Green teaches us English.
→We are taught English by Ms. Green.
しかしながら、be+(V)p.p.の後ろにくる前置詞は常にbyとは限りません。
I was surprised by the news.は可能ですが、
I was surprised at the news.を掲載している文法書が大半でしょう。
surprisedは元々は、動詞surpriseの過去分詞形でしたが、今では辞書に「形容詞」として登録されています。
〈be+(V)p.p.+by…〉→〈be+形容詞+前置詞〉へと使用法が変化してきました。こうなると前置詞はbyとの前提が外れ、形容詞との相性で選ばれることになります。
be concerned about…「…について心配する」
be satisfied with…「…に満足する」
be disappointed at…「…にがっかりする」
be tired from…「…で疲れる」
最後のbe tired from以外はby…と表現されることもありますが、相性のよい、自然な表現を身につける方がいいですね。
「〈be+(V)p.p.〉の後には〈by…〉としておいてくれれば、いちいち覚える手間が省けていいのに」と感じるか、「へえ、〈be concerned〉は〈+about…〉で、〈be satsified〉は〈+with…〉か、面白いな」と感じるかで、結果、身につく英語力には大きな差が生じることになるでしょう。
「興味深さ」がinterested 〈in…〉を引き連れてくるように、「興味深さ」が英語力に違いをもたらします。interestedの主語は、必ず「人」です。
Ms. Green teaches us English.
→We are taught English by Ms. Green.
しかしながら、be+(V)p.p.の後ろにくる前置詞は常にbyとは限りません。
I was surprised by the news.は可能ですが、
I was surprised at the news.を掲載している文法書が大半でしょう。
surprisedは元々は、動詞surpriseの過去分詞形でしたが、今では辞書に「形容詞」として登録されています。
〈be+(V)p.p.+by…〉→〈be+形容詞+前置詞〉へと使用法が変化してきました。こうなると前置詞はbyとの前提が外れ、形容詞との相性で選ばれることになります。
be concerned about…「…について心配する」
be satisfied with…「…に満足する」
be disappointed at…「…にがっかりする」
be tired from…「…で疲れる」
最後のbe tired from以外はby…と表現されることもありますが、相性のよい、自然な表現を身につける方がいいですね。
「〈be+(V)p.p.〉の後には〈by…〉としておいてくれれば、いちいち覚える手間が省けていいのに」と感じるか、「へえ、〈be concerned〉は〈+about…〉で、〈be satsified〉は〈+with…〉か、面白いな」と感じるかで、結果、身につく英語力には大きな差が生じることになるでしょう。
「興味深さ」がinterested 〈in…〉を引き連れてくるように、「興味深さ」が英語力に違いをもたらします。interestedの主語は、必ず「人」です。
Chat-GPTが自分の間違いを認めることはあるか
2026/6/10
日本プロ野球・巨人の阿部監督辞任の件では、注目を浴びたAI(Chat-GPT)の回答の妥当性。くだんの件は横に置くとして、今年度の東大入試・京大入試の問題をChat-GPTに解かせたところ、首席合格を果たす出来だったとか。
どこにも隙の無さそうなChat-GPTですが、先日、私が利用していた際、あまりに間違いがひどいので、指摘したところ、「私が間違っていました」と返答してきたことがありました。
私が利用していたのは、英検2級の二次試験について適切な情報を引き出すためでした。二次試験のattitudeの点数(3点)確認から始め、イラスト問題について質疑していた際、Chat-GPTが「重要表現を整理出来ますが」と提案してきました。「ではお願いします」と私が返したところ、どう見ても2級の対応例ではなく、準2級の2つのイラスト問題に対応する例(5人の描写。現在進行形を使う)だったので、「それは2級の問題ではないと思います」と質すと、「問題を混同していました。ご指摘いただきありがとうございます」ときました。さらに会話を勧めると、第2問の3コマイラスト問題への対応をよく理解せず、3級イラスト問題への回答方法かと思われるものを提示してきました。「それは2級の3コマイラストへの対応ではないと思います」と返すと、「私が間違っていました」とChat-GPTが自身の回答の不備を認めました。
これはおそらく、意図的に学習させたものでない質問には、ネットを検索して回答を生成する仕組みになっているためだと思います。ネット検索できる英検二次試験の情報は少なく、かつその精度が低いためでしょう。
英検二次試験対策は、中身をよく知る指導者による的確な対策を受けるべきです。
もう一つ感じたのは、Chat-GPTは日本語に対応するものの米国生まれだという生来性です。私が間違っていました、とは認めましたが、「すみませんでした」とは発されませんでした。
どこにも隙の無さそうなChat-GPTですが、先日、私が利用していた際、あまりに間違いがひどいので、指摘したところ、「私が間違っていました」と返答してきたことがありました。
私が利用していたのは、英検2級の二次試験について適切な情報を引き出すためでした。二次試験のattitudeの点数(3点)確認から始め、イラスト問題について質疑していた際、Chat-GPTが「重要表現を整理出来ますが」と提案してきました。「ではお願いします」と私が返したところ、どう見ても2級の対応例ではなく、準2級の2つのイラスト問題に対応する例(5人の描写。現在進行形を使う)だったので、「それは2級の問題ではないと思います」と質すと、「問題を混同していました。ご指摘いただきありがとうございます」ときました。さらに会話を勧めると、第2問の3コマイラスト問題への対応をよく理解せず、3級イラスト問題への回答方法かと思われるものを提示してきました。「それは2級の3コマイラストへの対応ではないと思います」と返すと、「私が間違っていました」とChat-GPTが自身の回答の不備を認めました。
これはおそらく、意図的に学習させたものでない質問には、ネットを検索して回答を生成する仕組みになっているためだと思います。ネット検索できる英検二次試験の情報は少なく、かつその精度が低いためでしょう。
英検二次試験対策は、中身をよく知る指導者による的確な対策を受けるべきです。
もう一つ感じたのは、Chat-GPTは日本語に対応するものの米国生まれだという生来性です。私が間違っていました、とは認めましたが、「すみませんでした」とは発されませんでした。
こんな時に受動態
2026/6/7
Ms. Green teaches us English.
→We are taught English by Ms. Green.
のような「能動態→受動態」でもって、「視点の変更」とbe+(V)p.p.という形式、必要な情報であれば行為者を「by+人」で補う、という受動態の基本を学びます。
こういう受動態の形に慣れた後は、日本語では受動態では表さないが、英語では受動態で表現する例を身につけると、英語表現に対する理解がぐっと深まるでしょう。5例挙げてみます。
1. Five people were killed in the accident.
「その事故で、5人の人が亡くなった」
2. His office is located on the third floor of the building.
「彼のオフィスは、ビルの3階にある」
3. She was promoted last month.
「彼女は先月、昇進した」
4. Please be seated.
「どうぞおかけください」
5. He was dressed neatly.
「彼はきちんとした身なりをしていた」
自動詞/他動詞の区別は、非ネイティブには難しいものがありますが、be+(V)p.p.の(V)は、「他動詞」であるというのがポイントです。
→We are taught English by Ms. Green.
のような「能動態→受動態」でもって、「視点の変更」とbe+(V)p.p.という形式、必要な情報であれば行為者を「by+人」で補う、という受動態の基本を学びます。
こういう受動態の形に慣れた後は、日本語では受動態では表さないが、英語では受動態で表現する例を身につけると、英語表現に対する理解がぐっと深まるでしょう。5例挙げてみます。
1. Five people were killed in the accident.
「その事故で、5人の人が亡くなった」
2. His office is located on the third floor of the building.
「彼のオフィスは、ビルの3階にある」
3. She was promoted last month.
「彼女は先月、昇進した」
4. Please be seated.
「どうぞおかけください」
5. He was dressed neatly.
「彼はきちんとした身なりをしていた」
自動詞/他動詞の区別は、非ネイティブには難しいものがありますが、be+(V)p.p.の(V)は、「他動詞」であるというのがポイントです。
健全な精神は健全な肉体に宿る
2026/6/3
『レベル別 英語長文問題 Solution 1』に次のような英文が載っている。
If you're having trouble motivating yourself, remember that the hardest part of exercising is getting started.
「やる気が出なくて苦労しているのなら、運動で一番難しいのは『始めること』だと覚えておくとよい」
頭の中で、「やらないとだめかな。だめだよな。でもな。でも無理して今日から始めなくてもいいよな」なんて考えている人はいないでしょうか。
Once you've established a routine, you will see the benefits right away.
「いったん習慣を確立してしまえば、そのメリットがすぐにわかるだろう」
その、やり始めて、それを継続するっていうのが難しいんだよ。やらないといけないんだ。そこは分かっている。続けたら力もつくよな。きっと。でもな。
A healthy body will bring you one step closer to a healthy mind.
「運動」を「勉強」に置き換えてみても、同じ道筋で説得可能ですね。
スポーツで有効なものは、勉強でも同様の効果をもたらすでしょう。勉強の方がより難しいのは、スポーツが「やってる、やってない」を視覚ですぐに識別できるほどには、勉強を「やってる、やってない」は見た目だけでは見分けにくい点です。
だからこそ、小テストであっても「結果」を基に、その準備を推測・評価し、助言を与えることが大切です。 自分を励ましてあげてください。
If you're having trouble motivating yourself, remember that the hardest part of exercising is getting started.
「やる気が出なくて苦労しているのなら、運動で一番難しいのは『始めること』だと覚えておくとよい」
頭の中で、「やらないとだめかな。だめだよな。でもな。でも無理して今日から始めなくてもいいよな」なんて考えている人はいないでしょうか。
Once you've established a routine, you will see the benefits right away.
「いったん習慣を確立してしまえば、そのメリットがすぐにわかるだろう」
その、やり始めて、それを継続するっていうのが難しいんだよ。やらないといけないんだ。そこは分かっている。続けたら力もつくよな。きっと。でもな。
A healthy body will bring you one step closer to a healthy mind.
「運動」を「勉強」に置き換えてみても、同じ道筋で説得可能ですね。
スポーツで有効なものは、勉強でも同様の効果をもたらすでしょう。勉強の方がより難しいのは、スポーツが「やってる、やってない」を視覚ですぐに識別できるほどには、勉強を「やってる、やってない」は見た目だけでは見分けにくい点です。
だからこそ、小テストであっても「結果」を基に、その準備を推測・評価し、助言を与えることが大切です。 自分を励ましてあげてください。
Who founded the United Nations?
2026/5/31
トランプ大統領の登場で影の薄くなった感のある国連。でも国際的な相互理解のためにはなくてはいけない組織でしょう。
Who founded the United Nations?を受動態で表現してみましょう。
受動態は「能動態の目的語」目線の表現になるので、次のような文になるでしょうか。
Was the United Nations founded by whom?
形としては、受動態の疑問文の形をしていますが、疑問詞が文末に置かれるのはとても不自然です。疑問詞の基本的な立ち位置は文頭ですよね。
1. Who was the United Nations founded by?
2. Whom was the United Nations founded by?
3. By whom was the United Nations founded?
3のBy whomは「前置詞+目的格」の正確な構造で表現されていますが、それだけにとてもフォーマルな響きがあります。
一方、1のように、疑問詞を前置詞byから切り離して、目的格のしばりからも外して、Whoという主格で文頭に置くとカジュアルな雰囲気を身に纏うようになります。
2のWhom ~ by?は文法的には間違いではないものの、フォーマル(Whom)とカジュアル(前置詞と疑問詞の切り離し)が混じって、人為的に作ったような落ち着かない表現になっています。
三つの文の中ではWho was the United Nations founded by?が一番自然に思われますが、さらに自然なのは能動態を使ったシンプルな表現であるWho founded the United Nations?です。
頭の中ではいろいろ考えられても、実際に使用する場面では、一番使いやすく伝わりやすい形が優先的に採用される訳です。当たり前と言えば当たり前の話ですね。
Who founded the United Nations?を受動態で表現してみましょう。
受動態は「能動態の目的語」目線の表現になるので、次のような文になるでしょうか。
Was the United Nations founded by whom?
形としては、受動態の疑問文の形をしていますが、疑問詞が文末に置かれるのはとても不自然です。疑問詞の基本的な立ち位置は文頭ですよね。
1. Who was the United Nations founded by?
2. Whom was the United Nations founded by?
3. By whom was the United Nations founded?
3のBy whomは「前置詞+目的格」の正確な構造で表現されていますが、それだけにとてもフォーマルな響きがあります。
一方、1のように、疑問詞を前置詞byから切り離して、目的格のしばりからも外して、Whoという主格で文頭に置くとカジュアルな雰囲気を身に纏うようになります。
2のWhom ~ by?は文法的には間違いではないものの、フォーマル(Whom)とカジュアル(前置詞と疑問詞の切り離し)が混じって、人為的に作ったような落ち着かない表現になっています。
三つの文の中ではWho was the United Nations founded by?が一番自然に思われますが、さらに自然なのは能動態を使ったシンプルな表現であるWho founded the United Nations?です。
頭の中ではいろいろ考えられても、実際に使用する場面では、一番使いやすく伝わりやすい形が優先的に採用される訳です。当たり前と言えば当たり前の話ですね。

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